前回は『HEROES/ヒーローズ』のシーズン1/第1話から色々な英語表現を紹介しました▼

今回は海外ドラマ『HEROES』のシーズン1/第5話から英語表現を学んでいきます。
『HEROES』はエミー賞やゴールデンブローグ賞にもノミネートされるなど、全米でメガヒットしたドラマの一つです。
2006年〜2010年までアメリで放送され、日本では日本人で俳優のマシ・オカさんが出演していることでも話題になりました。
また2015年には続編となる『HEROES REBORN/ヒーローズ・リボーン』も放送されています。
日常で使える英語もたくさん出てくるので、「海外ドラマで英語を勉強したい!」という方にもおすすめのドラマです。
ちゃもも
目次
HEROESのあらすじ
アメリカ・インド・東京という遠く離れた別々の土地で突然、超能力が使えるようになるものが現れ始める。そして何も繋がりのなかった彼らが世界を救うため、集い始める。
帰りが遅くなったマットに奥さんが怒る。その時マットが言った言葉
I must have drank too much and passed out on the couch.
[ソファで酔い潰れてた]『HEROES』/シーズン1,第5話より引用
ここでの重要表現は”must have“と”pass out“です。
must have + 過去分詞
“must have+過去分詞”は「〜したに違いない、〜だったに違いない」という意味です。つまりmust(〜に違いない)の過去形となります。
mustやshouldなどの助動詞は後ろに”have+過去分詞“をつけて過去形を作ります。
ちゃもも
今回は”I must have drank too much“と言っているので「飲みすぎたに違いない」という意味になります。
例文
I must have left my iPhone at home.
(家にiPhoneを忘れてきたに違いない)
She must have been really confused.
(彼女はとても困惑してたに違いない)
英英辞典から使えそうな例文
Karl must’ve seen ‘Star Wars’ six or seven times.
出典:LONGMAN
訳: カールはスターウォーズを6,7回見たに違いない
pass out
to become unconscious for a short time, for example when ill, badly hurt, or drunk:
訳: 短い間意識を失うこと、例えば病気やひどく怪我したり、酔っ払ったとき
“pass out“は「意識を失う、気絶する」という意味です。faintでも同じ意味になります。
今回は「飲みすぎたに違いない」の後ろに”and passed out on the couch.“ときているので直訳すると「飲みすぎて、ソファで気を失ったに違いない」、ドラマの中では「ソファで酔い潰れてた」と訳されています。
例文
I passed out from lack of sleep.
(寝不足のためダウンした)
He passed out from the heat.
(彼は暑さのため気を失った)
I nearly passed out when I saw a ghost.
(お化けを見た時、倒れそうだった)
She drank too much and passed out on the floor.
(彼女は飲みすぎて、床で酔い潰れた)
誰かから電話がかかってきて、電話を取ろうとしたピーター。その時アイザックが言った言葉
Ignore it. (放っておけ)
It’s a wrong number. Some Japanese guy keeps calling and leaving message.
(日本人からの間違い電話だ)『HEROES』/シーズン1,第5話より引用
ここで重要な表現は”Ignore“と”wrong number“そして”keep -ing“です。
Ignore
to intentionally not listen or give attention to:
訳: わざと話を聞かない、注意を配らないこと
つまり「無視する」という意味の動詞になります。人を無視するだけでなく、信号無視、事実から目を背けるなどの無視もignoreで表現できます。
今回は毎回かかってくる間違い電話に対して、アイザックが「放っておけ」と言っています。
例文
My cell phone rang, but I ignored it.
(携帯が鳴っていたが、無視した)
She has been ignoring me.
(彼女は最近私を無視する)
have been -ing(現在完了進行形)は「最近〜する」と言いたい時にもよく使う↑
It’s very dangerous to ignore the traffic lights.
(信号無視はとても危険だ)
You can’t ignore this fact.
(この事実を無視することはできないよ)
wrong number
“wrong number“は「間違い電話」という意味です。
決まり文句では「You have the wrong number. (間違い電話ですよ)」があります。
例文
I’m sorry, I think you have the wrong number.
(すみません、おそらく間違い電話です)
I’m sorry. I have the wrong number.
(ごめんなさい、間違えました)
keep (on) -ing
to continue to do something, or to do something again and again:
訳:何かをし続けること。または何度もそれを行うこと。
“keep (on) -ing“は「〜し続ける」と覚えている方も多いと思いますが、それ以外に「何度も繰り返すこと」という意味もあります。
また”keep -ing“と”keep on -ing“は同じ意味になるので、どちらの表現を使っても意味に違いはありません。
ドラマの中では”Some Japanese guy keeps calling and leaving message.“とアイザックが言っています。つまり「日本人が何度も電話をかけてきて、その都度留守電を残していく」という意味になります。
例文
We kept on talking outside for 2 hours.
(私たちは2時間、外で話続けた)
Keep on trying! You can do it!
(頑張って!君ならできる!)
I’m going to keep studying English hard.
(これから英語の勉強をがんばります)
Keep on walking until you see a supermarket on your left.
(左手にスーパーが見えるまで歩き続けてください)
まとめ
ということで今回は海外ドラマ『HEROES』のシーズン1/ 第5話から単語や英語表現について紹介しました。
ちゃもも
海外ドラマは日常で使える表現がたくさん出てきますし、1話40分程なのでサクサク見ることができます。最初は日本語字幕で一通りの内容を把握してから、英語字幕でセリフを確認していくのがおすすめです。
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