名前
ちゃもも
今回はbake, roast, grill, broil, toast, fryの6つの単語の意味と使い分けを紹介します!
さらに詳しく説明を確認したい方は、各段落にある「合わせて読みたい」をご覧ください!
目次
bake
bakeというとパンを焼くことをイメージしますよね。
意味はオーブンを使い、水分や油などを加えず「焼く」ことです。
パンやケーキ、パイ、クッキーなど焼き菓子系を焼くときはbakeになります。
関連語
- bakery (パン屋)
- baker (パン職人)
- baked sweetsまたはbaked goods : 焼き菓子
- baked potato : ベイクドポテト
- baked cheese cake : ベイクドチーズケーキ
英単語bakeの詳しい意味と使い方はこちら↓

roast
roastとはオーブンでじっくり時間をかけて、肉や野菜などを焼くことです。また、直火で炙って焼くこともroastになります。
ローストチキンやローストビーフなども時間をかけて焼くイメージなのでローストが使われています。
roast beefなどのroastは形容詞になります。
英単語roastの詳しい意味と使い方はこちら↓

grillとbroil
この2つは紛らわしい単語です。
まずgrillの意味は2つあります。
- 直火や金網の上に乗せて焼くこと
- cookerを使い上からの強い火で焼くこと (アメリカ英語はbroil)
1はわかりやすいです。バーベキューなど金網を使って焼くものはgrillになります。
2がいまいちピンとこないですよね。まずcookerとはこれ↓
オーブンや画像のようにガスコンロに付属している魚焼きグリルのことをcookerと言います。上からの火を使って焼くことが2の意味のgrillの焼き方です。
またこの意味だとアメリカ英語ではbroilと言います。
アメリカだとオーブンにbroil機能が付いているものがあり、オーブンの乾燥した熱でなく、上から火が出て調理してくれます。
グラタンなど料理に「焦げ目」をつけたい時にbroil機能を使います。
つまりcookerを使い上からの強い火で焼くことの意味では、
grill (イギリス英語) = broil (アメリカ英語)
となります。
英単語grillとbroilの詳しい意味と使い方はこちら↓

toast
toastはシンプルで、主にパンを焦げ目がつく程度に焼くという意味です。
トースターでパンを焼くことをtoastと思ってもらえれば、間違いありません。
名詞もそのままtoastです。
ちなみにパンは不可算名詞なので、breadやtoastなど複数ある場合でも複数形のsはつけず、a piece of breadや two slices of toastのように言います。
英単語toastの詳しい意味と使い方はこちら↓

fry
fryは「焼く」のなかでもフライパンで油を使い焼く、揚げる、炒めると言いたいときに使います。
相手に確実に、揚げる・炒めると伝えたいときは、
- deep-fry : 揚げる
- stir-fry : 炒める
と表現します。
動詞なので、I want to deep-fry the fish. (魚を揚げたい)のように使うことができます。
形容詞だとfriedで、食材にfriedをつけると色んな馴染みのある単語になります。
- fried chicken: フライドチキン
- fried fish: 揚げた魚
- fried egg: 目玉焼き
- fried rice: チャーハン
- fried food: 揚げ物
- fried vegetables: 野菜炒め
英単語fryの詳しい意味と使い方はこちら↓

まとめ
ということで今回は6つの「焼く」を意味する英単語の意味と使い分けを紹介しました。
さらに詳しい使い方は各段落にある、「合わせて読みたい」をご覧ください。
- bake : オーブンでパンや焼き菓子(ケーキ、クッキーなど)を焼くこと
- roast : オーブンで時間をかけて肉や野菜などを焼くこと。直火で炙って焼くこと
- grill : 金網や直火で焼くこと。cookerを使い上から強い火を当てて焼くこと(イギリス英語)
- broil : cookerを使い上から強い火を当てて焼くこと(アメリカ英語)
- toast : パンを焦げ目がつく程度に焼くこと
- fry : フライパンで油を使って焼くこと。主に「揚げる」「炒める」の意味で使われる