去年退職代行を利用して会社を辞めましたが、その後会社へ返したものや郵送で手元に届いた書類、それに付随して行った手続きについてまとめました。
手元に届く書類やその後行う手続きは人によって異なります。
退職後すぐ入社する場合は保険等の手続きは自分で行う必要はありませんが(提出書類は用意する必要がある)、私は退職後すぐに入社する予定はなかったので保険などの手続きは自分でしました。
なので主にすぐ仕事に就く予定がない人向けの記事となっております。
と言いましても、手元に届く書類は基本的に一緒です。
ぱすた
目次
会社へ返却したもの
- 保険証
- 制服
人によって異なると思いますが、私はこの2つを返却しました。
保険証は退職日当日まで有効ですが病院に行く予定はなかったので、退職代行実施後郵送で会社へ返却しました。
保険証って郵送で送ってもいいの?と思うかもしれませんが、送ることができるんです。私は送る際「簡易書留」で送りました。
保険証は重要な郵便物なので料金はかかりますが記録を残してくれる「簡易書留」、または経由した郵便局も記録してくれる「一般書留」を使用することをお勧めします。
退職代行実施後手元に届いた書類
- 離職票
- 年金手帳
- 健康保険(厚生年金保険)資格喪失証明書
- 雇用保険被保険者証
- 源泉徴収票
- 退職証明書
離職票
ハローワークで失業給付金を受け取る時に必要となる書類。
正式名称は「雇用保険被保険者離職票-1」「雇用保険被保険者離職票-2」となります。
離職票は2枚でセットとなっていて「離職票-1」には雇用保険の資格喪失のこと、「離職票-2」には離職理由と退職日以前の賃金支払状況などが書かれています。
会社によって必ず退職者に発行する、申し出があった場合に発行するなど対応はさまざまです。
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年金手帳
会社が保管していた場合は、年金手帳も手元に届きます。
健康保険(厚生年金保険)資格喪失証明書
国民健康保険に加入する時に必要となる書類。
退職後すぐ仕事に就く予定のある方は、転職先の健康保険に加入するのでこの書類を提出するだけでOKです。
すぐ仕事に就く予定のない方
- 任意継続被保険者制度を利用する
- 国民健康保険に加入する
- 家族の扶養に入る
「任意継続被保険者制度」とは前職の会社の健康保険に最長2年まで加入できる制度です。
「国民健康保険」は一般的な健康保険で、自分で市役所へ行き手続きをします。退職日の翌日から14日以内に市役所にこの書類を持っていき、必要な手続きを済ませましょう。このとき厚生年金から国民年金に切り替える手続きも行われる場合が多いので、年金手帳も持っていきましょう。
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「家族の扶養に入る」は、家族が勤めている会社の健康保険に加入することです。
雇用保険被保険者証
この書類は会社の雇用保険に加入したときに発行される証明書です。退職時に退職者に渡されます。
転職する際に証明書の提出を求められるので、大切に保管しておきましょう。
源泉徴収票
1年間に会社から支払われた「給与・賞与」の総額、支払った所得税の額が記載されたものです。
転職の際、転職先に提出する必要があります。また年をまたいで就職する際など、自分で確定申告するときにも必要になります。
退職証明書
退職証明書は退職したことを証明する書類です。
ぱすた
まとめ
という事で今回は退職代行実施後に会社へ返送したもの、手元に届いたもの、行った手続きについてまとめてみました。
会社に寄与品を郵送で返却する・書類が郵送で届くということ以外は通常の退職の手続きとあまり差はないかな?と思います。
退職代行を利用する際はこれってどうするんだろう?といった不安が色々と出てくると思うので、「こういう書類が届くんだな」ということを知っていただければ幸いです。
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